
英政府が遺言4100万件をネットで公開、著名人の遺言も(http://www.afpbb.com/articles/-/3035338?pid=14999957)
イギリスでは、1858年からの遺言を検索できるデータベースが2014年に公開されたそうです。
閲覧にはお金がかかるようですが、他人の遺言の内容を見ることができるというのは、なかなか稀有なことのように思います。
日本では、公正証書遺言についてはデータベース化されていますが、これは氏名、生年月日、作成年月日などのみの話です。単純に遺言の存在を確かめるためのものなので、内容に関してのデータベースはありません。
著名人の遺言がどのようなものか気になるところはありますが、個人情報保護が強調される昨今で、遺言の内容のデータベースを作ろうというのは難しいでしょうね。
まあ、遺言が公になるようになったら、それはそれで紛争やトラブルの種になりかねませんし、興味本位は自重して、遺言の秘匿性を守っていく気持ちのほうが大切だろうとは思います。